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穴あき雲

2011/10/21 20:38

 

「穴あき雲」っていうタイトル付けたから、じゃあそういう雲の写真撮ったの?

って思うかもしれないけど、べつに撮ってませんスミマセン。

 

先日「穴あき雲」の写真を見る機会がありまして、そこで

「なんでこんな雲ができるの?」と聞かれました。

私は、穴あき雲の存在は知ってましたが、成因を知らず

まさにフワフワした状態で…勉強します

 

 

はい、コレ。穴あき雲

自分はそんな写真を持っていませんし、インターネットで「穴あき

雲」って

検索した、いくらでもステキな写真が見られますから…。

 

「穴あき雲」はフォールストリーク・ホールとか、ホールパンチ雲とか

言われたりする雲の状態。

上の図の説明をします。

高積雲(上空2000m~5000mあたりに現れる塊状の雲で、その塊が

層をなしている様子から「ひつじ雲」とも呼ばれる)が空を覆っている

時に、ぽっかりと穴があいたように見える雲です

穴のあいた所には、高積雲とは違う種類の雲「巻雲」に変化して

見られることがあります。

 

高積雲は上空が氷点下でも凍らない水「過冷却水滴」という雲粒で

主に構成されている雲です。

 

この高積雲内の一部分に、何らかの原因で氷の結晶が発生すると

氷の結晶に水蒸気がガンガンくっつきます。

実は、同じ温度の雲の中で水滴(過冷却水滴)と氷の結晶が存在するような時は、

水蒸気は氷の方にどんどんくっつく性質があります

これがイメージ…↓

 

すると、氷の結晶はぐんぐん成長して重くなり、やがて落下します。

 

落下すると、蒸発して消えてしまい、まるで雲に穴が開いたようになるのです

また、蒸発しない場合は氷の結晶が雲となって「巻雲」という高積雲とは

種類の異なる雲を成すことがあるのですね

 

高積雲内の一部分に、何らかの原因で氷の結晶が発生する

その「何らかの原因」ってなんや?というと…

 

高積雲内を飛行機が通過した場合

 (飛行機の通り道に穴があく事があります)

高積雲より高い所にある雲から、氷の結晶が落っこちてきた場合。

高積雲の浮かぶ高さが一部高くなって、雲の温度が下がった場合

 

などが考えられますが、これが全てではなく…まだ完全に解明

されていないのです。神秘的ですよね

穴あき雲は、かなり珍しい現象でなかなか出会えない雲ってのも神秘的。

一生懸命説明してきたけど、実際の写真がないとピンとこないですよね

是非、本物の写真を見てみてください。

っていうか、今度は、自分で写真撮って載せてやる~

 

 

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日照時間

2011/10/20 21:24

 

今日、夕方の天気予報で森田さんがオモシロそうなネタ言ってたから

じゃあ、パクッちまおうってことで、日照時間の話です。

 

「日照時間」というのは、読んで字のごとくです。日照がある時間のこと。

もっと正確に言うと…

直達日射量(大気中で散乱や反射されることなく、太陽光線に対して

垂直な面に入る直射光の量)が0.12kw/㎡以上ある時間を「日照あり」

として、その時間を合計することで求めます。

 

お日様が出てるか出てないかで違ってくる、つまり日照時間は

晴れてる方が多いんですね

 

じゃあ、その日照時間。10月の平年値を比べてみると…

 

 

札幌→152.3時間

新潟→144.0時間

東京→133.4時間

名古屋→169.0時間

福岡→177.1時間

 

東京、少なっなんか、イメージは秋晴れーとか言って空が高く

お日様もさぞかしたっぷりだろうと思うのですが。

東京は、平年値で見るとどんよりしたイメージのある6月よりも

9月、10月の方が日照時間が少ないのです

 

原因はいろいろありますが、基本的には季節の変わり目の特徴

つまり、梅雨のぐずぐずと似たようなもんです。

 

 

以前、こんな図を載せました。季節の変わり目に現れる空気の境目が

前線として表現され、この前線が北上したり南下したりすることで

季節が進む…と説明したと思います

 

秋から冬にかけて、現れる前線は「秋雨前線」と言う呼び名で有名

ですね。

これからの季節は、これが南海上にどんどん南下して冷たい空気に

覆われていくわけなんですが…

ちょうどこの時期、よく現れる気圧配置がコレ↓

今日(20日)9時の地上天気図。

全体的には、高気圧に覆われて晴れる雰囲気を醸し出しているように

見えるかも知れませんが

天気図好きな人や予報士は、「あーーー。関東地方の南部あたり

晴れねーなー」って思います。

 

着目する所はコチラ↓

 

まず、高気圧の中心の位置に注目。

これは移動性の高気圧となっていて東進していますが、中心は

北日本を通っています。すると、北日本は高気圧に覆われている

と言えますが、青色でくくったような所は相対的に低圧部となってしまいます

南海上に前線が表現されていますが、ちょっと専門的に言うと

この低圧部は、前線から北の方に幅広く「前線帯」となっていると言えます。

 

このような気圧配置になった時、関東地方には東海上から

冷たく湿った空気が流れ込みやすくなり、曇天をもたらします。

もちろん絶対ではないですけど…

 

 

小さい図だと分かりにくいかなーと思って、でっかいまんま載せました

きのう12時の地上気圧と風の流れ(線)と観測ポイントの日照の様子。

ポチは日照時間50~60分の快晴、ピンクポチは10~49分の晴れ、

灰色ポチは日照時間0の曇りです。

 

関東地方には、北東~東寄りの風がびゅんびゅん入っているのが

分かりますか?そして、関東地方だけが見事に曇り

 

10月頃は、このような「高気圧の中心が北日本を通ると、関東地方は

前線帯となり、東海上から冷たく湿った空気が入りやすい」

そんな気圧配置がよく現れるのですそして、明日もこんな感じ…

 

秋って言ったら「秋晴れ」のイメージとは、ちょっと違う現実…

オモシロイね~

 

 

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山岳波

2011/10/16 13:12

 

 

先日、っていつだっけな…

あ、10月11日だ。その日の気象衛星の画像で、ちょっとオモシロイ

雲が見られました。それがコレ↓

 

 

赤マルでくくった部分、一直線に雲が切れてて日本海側は晴れ

太平洋側は曇りになってます。11日の午後の赤外画像なんですが、

これは山岳波の影響による雲だそうです

 

当日、12時の地上天気図です↓

東北地方の太平洋側は高気圧に覆われてきて晴れる!というシナリオ

だったみたいですが、一日中雲が取れなかった。

 

 

山岳波は簡単に言うと、風が山にぶつかって山を越えると、その風下側に

下降気流と上昇気流が波状に連なって形成される波動。

イメージはこんな感じ↓

 

 

風下側では、その波動に伴って波状に配列した雲ができます。

ちょっとステキな波状雲が出てる衛星画像が見つからなくて…探して

おきます。

ところが、今回はそんな波状の雲が見られない。で、調べたところ

「地形性巻雲」じゃないか、ってことが分かった

通常、風下側で山岳波の影響による波状雲は対流圏の中層に現れる

「層積雲」や「高積雲」で構成されます。しかし、波動が上層の方まで

伝播すると、上層の雲である「巻雲」が風下側に発生する場合があるのです。それが「地形性巻雲」で今回の雲じゃないかと考えられます。

 

こんなイメージ↓

 

 

こんな雑な感じじゃないけど、雰囲気はこんな感じ。

衛星画像は宇宙からの観測だから、一番上層の巻雲は観測できた。

その下には、波状雲があったかも知れないなー。

実際、仙台の実況を調べてみると、濃密な巻雲とともに高積雲や

積雲が観測されていました。

 

山岳波による波状雲や地形性巻雲は、冬型の気圧配置の時などに

太平洋側の空に現れやすい雲パターンです

山岳波による雲の出現の仕方は、その時の風や大気の状態に左右され

冬型だからっていつも見られるものじゃないですが、これからまさに

冬だし。

ちょっと「山岳波」を意識して、衛星画像を見てみよーっと

 

ボケーっと、下から眺める雲もオモシロイけど、宇宙から地球を見下ろした

時に見られる雲(気象衛星画像)も結構オモシロイですよ。

あまり見たことない人も、是非見てみてください。

いやー、空ってオモシロイね~

 

 

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海面水温

2011/09/26 00:57

 

今週、ゴツイ台風が東日本に上陸、駆け抜けて行きました

凄かったですね。数字上、スゴイことになると分かっていても、実際に

体験すると改めて台風のコワサを感じました。なるほど、ムダに

外出しちゃいけないワケだ…

 

21日午後、

静岡県浜松あたりに上陸した時の中心気圧は950hPa。

中心付近の最大風速は45m/sで、これは台風のランクで言えば

「非常に強い」状態。こんなのが上陸してきたんです。

ヒドイ暴風になるのは当然ですね

 

台風の勢力が「非常に強い」という状態で東日本に上陸したのは

初めてだそうで、今回この台風15号が日本付近で異例の発達を

見せたのは「海面水温が原因」という話しを、何度か耳にしました。

 

<「海面水温」は台風発生の条件>

台風にとって海面水温は、発生・発達の大事な条件です。

台風の発生には、海面水温26~27℃の高い海面水温が必要

。というのも、

台風のエネルギー源は水蒸気(詳しく言うと、水蒸気が持っている潜熱)です。

暖かい海上で水蒸気が補給されることで生き続けられ、逆に上陸しちゃったり、

海面水温が低い高緯度のエリアに進むと衰えてしまうのです

 

では、台風15号がどんな経路をたどったのか見てみよう!

 

紫のラインが、台風15号の経路。経路上の青い点は、台風の位置と中心気圧で、

例えば「15(.994)」は15日9時の位置、中心気圧は994hPaという意味です。

 

これを見ると、15日~19日までは沖縄の東海上でグルグル、

ゆっくりと力を蓄えてるような不気味な動きをしています…

その後、いきなりやる気を出して北上し始め、20日~22日にかけては迷わず

北東進している感じ。スピードも速いですね~。

 

台風15号の発達度合いの経過

 

赤いラインが台風15号の中心気圧の変化。20日に急激に気圧が下がり、

これまでの発達度合いとは違って急発達です。

 

では、問題の海面水温を見てみます…

(9月20日の海面水温の解析)

 

等値線がちょっと見にくいかな…。

台風がぐんと発達した20日、九州の南海上~紀伊半島の南岸に向かって北東進した経路上の

海面水温は、27℃以上の海域です。確かに、台風の発達に必要な条件の一つを満たしています

また、9月の海面水温の平年値はコレ…↓

 

ざっくりと25℃の等値線に注目すると、20日は平年よりもかなり高緯度に達してます。

それだけ、日本付近の海面水温が高いということです

 

こりゃー発達するわ…と、納得したいところなのですが、平年差と比較すると

オモシロイことが分かります。

これは、9月20日の日平均海水温偏差の図。

網かけのエリアは、平年よりも海面水温が低い所です。

 

で、図に15号の経路の一部をプロットしてみました赤い点は

急に発達し始めて段階的に気圧が下がっている最中ですが、

紀伊半島の南岸に達すると、その先の青い点は気圧が上がり始めている所

なのです。あれ?なんか変だな…

台風が急発達し始めた所の海面水温って…

平年並み程度~なんなら平年より低くない

 

つまり、今回の台風が日本付近で急発達した理由として、

「海面水温」を真っ先に挙げるのはちょっと乱暴な話じゃないかってことです

だって、海面水温ってことで理由付けしちゃったら、7月の台風6号の時は

どうなるの?あの時の海面水温は28℃以上だったのに…って、

いろいろ矛盾が出てきちゃうし

 

テレビで扱うお天気は、原因をすぐに断定したがる傾向があるように見えます。

制作側としては、そうじゃなきゃオモシロクないと思っているのかも知れませんね

でもね、予報士だって分からないことはあるし、時間かけて解析しなきゃ

分からないこともたくさんある!のです。

だから、今回の台風の盛衰はもちろん海面水温が一因であった

可能性はあるけど、それを主たる原因として位置付けるには、

データがフワフワし過ぎってもんです

 

ハッキリ言って、原因は今のところよく分かりません!

っていうのが正直なところなのだ。

よく分からないって言っちゃダメなのかなあ???

 

 

            

 

そんな、てんコロ.ちゃんのカルチャースクールが10月から始まります

講座タイトルは「気象予報士を目指そう!」

 

その名の通り、気象予報士をの資格を取得できるようにガンバロー!

という内容の講座です!

 

ちょっと難しい内容だけど、これから気象予報士に興味がある人

気象予報士の勉強を始めてみようかなーと思っている人

お時間が合えば、一緒に勉強しませんか?オモシロイ授業やりますよー!

 

開催は2か所!調布と南大沢です

 

 

「気象予報士を目指そう!」in調布

 

◆日時:10月1日(土)スタート

     第1・3土曜日 10:30~12:30開催

 

◆場所:国領駅前 ココスクエア2階

     調布カルチャーセンター

 

◆お申込み・お問い合わせはコチラ↓

 http://www.culture.gr.jp/choufu/index.php

 

 

「気象予報士を目指そう!」in南大沢

会社帰り、学校帰りに…一緒に勉強しませんか?

 

◆日時:10月14日(金)スタート

     第2・4金曜日 18:30~20:30

 

◆場所:三井アウトレットパーク多摩南大沢

     TAMAカルチャーカレッジ

 

無料説明会・体験講座あります!

  9月30日(金)18:30~

 

◆お申込み・お問い合わせはコチラ↓

 http://www.culture.gr.jp/tama/index.php

 

 

ダイナミックで、とっても自由なお天気の振る舞いを一緒に勉強しませんか?

難しいところもあるけど、きっとオモシロイですよ

 

 

 

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残暑ですね~

2011/09/13 19:52

 

8月の終わりに気象予報士試験があり、てんコロ.もバタバタして

おりました。この試験に向けて、てんコロ.は気象予報士講座を

開催しておりましたが、受講生の皆様はとりあえず全力投球

できたんじゃないかと思ってます!お疲れ様でした

 

さて、9月も中旬に入り次第に秋の気配が…

ってことにはなりませんね。ヒドイ残暑で

平年値と比べると、そろそろ最高気温は27℃台に入ってくる頃

ですが、今日の東京の最高気温は32.3℃。数字だけ見ると

平年より5℃も高くて、異常に暑いよぉぉぉ!と思われるでしょう。

でも、これもここ数日が特に暑いから異常に思うだけで、

まあ日々のお天気の気まぐれと思って…ご愛敬です残暑に対応

できる強い体を作ろう!と、私はそんな心構えであります。

そして、残暑残暑と言えども陽が傾くと風が涼しく感じられますし

秋はすぐそこまで来ているのですね

 

この夏、天気予報で何度も耳にしたかとは思いますが、夏の暑さ

をもたらすのが太平洋高気圧という、その名の通り太平洋に

でーん!とのさばる高気圧で、コイツが夏になると日本付近まで

広がってくるのです

 

太平洋高気圧は天気図上では、まず上空の流れに着目します。

上空5000m付近(500hPa天気図)

<14日9時>

 

上空の空気の流れを等高度線で表しています。5880mの線と

5900m以上の高度を中心として高気圧性循環(時計回り)が

表現されています。これが夏の高気圧の目安となる高度。

明日の朝9時では、日本付近に高気圧性循環の中心があり

夏の空~という感じ

 

この高気圧性循環の中心は、16日頃までは日本付近で頑張る

様子ですが、その後はゆっくりと日本付近から後退していき、

次第に季節が変わっていくようです。

 

<17日9時>

 

<19日9時>

 

残暑は厳しいけど、確実に次の季節が来るんですね

 

 

地上の気温に直接関係してくる、下層の温度場を見てみますか。

下層っていうのは、高度1500m付近(850hPa)です。

<14日9時>

 

これが、850hPaの等温線なんですが。等温線が混んでいる所

(緑の太線で引いたライン)が大体の前線の位置であり、季節の

分かれ目です。つまり、北側に秋の空気があるのです。

これによると、明日はまだまだ日本は全体的に夏の空気である

と言えます。

 

このラインが次第に南下してきて、秋の空気がやってくるわけです。

<17日9時>

 

<18日9時>

 

<19日9時>

 

<20日9時>

 

17日以降、前線帯は本州を南下してきて、20日には関東の南岸

まで下がってくる予想です。これで、関東地方の温度場的には

平年並み、秋の空気がやってくるのですね

まさに「暑さ寒さも彼岸まで

そういう意味では、順調に季節が進むということです。

 

残暑もあともう少しだ~。

もうすぐ絶好のランニングシーズンになるな~なんて思っている

今日この頃のてんコロ.であります

 

        

 

新しい季節に…

てんコロ.はカルチャースクールデビューします

興味のある方は、是非いかがでしょうか??

 

 

天気予報を読み解こう!

趣味に生かせるお天気教室(全5回)

 

釣り、ゴルフ、ジョギング、ガーデニングなど、様々な趣味に

活用できる、実用的なお天気教室です。

お天気の基礎、気象資料の見方を学んで効率よく趣味の

計画を立てましょー(^_^)/


日時 10月9日(日)スタート

    第2・4日曜日 13:30~14:45

 

場所 イトーヨーカドー武蔵境店西館5階

    セブンカルチャークラブ武蔵境

 

無料説明会

    9月25日(日) 13:30~


詳しくはコチラ

http://www.7cn.co.jp/7cn/culture/7cc/school/musashisakai/topics/index_2.html

 

 

 

気象予報士を目指そう in調布

 

趣味に生かせる…よりもちょっと専門的な内容。

気象予報士の資格取得を考えている人向けの講座です(^_^)/

これから勉強を始めようかな~という方、ぜひどーぞ!

あ、でも全く気象を知らない方でも大丈夫ですよ。

 

日時 10月1日(土)スタート

    第1・3土曜日 10:30~12:30

 

場所 京王線国領駅前 ココスクエア2階

    調布カルチャーセンター

 

無料説明会

    9月17日(土) 10:30~

 

詳しくはコチラ

http://www.culture.gr.jp/choufu/index.php

 

 

気象予報士を目指そう in南大沢

 

調布カルチャーセンターで行う講座と内容は同じ!

気象予報士の資格取得を考えてる人向けで、ちょっと専門的な

講座です。もちろん初めて勉強する人でも大丈夫ですよ(^_^)/

 

日時 10月14日(金)スタート

    第2・4金曜日 18:30~20:30

 

場所 京王線南大沢駅

    (三井アウトレットパーク多摩南大沢内)

    TAMAカルチャーカレッジ

 

無料説明会

    9月30日(金) 18:30~

 

詳しくはコチラ

http://www.culture.gr.jp/hyouji.php?no=39000390

 

 

秋からのてんコロ.ちゃんも、どーぞよろしくお願いします

 

 

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雷雨について 2

2011/07/01 02:35

 

雷雨について…って書いたら、今日は割と広い範囲で雷さま

でした。

ということで、今日はマルチセル型雷雨の続き。実際に最近あった

事例を紹介します。

これは、ちょうどうちの気象予報士講座で「マルチセル型雷雨」を

勉強した翌週に発生したのですが…

これを見て、私の先輩予報士さんが

「これは、まさに勉強したばかりのマルチセル型雷雨じゃん?」

と、発見したんですね~

 

 

<2011年6月21日の事例>

21日9時地上天気図

梅雨前線が、本州南岸に停滞しているところ…

 

500hPa気温・高度

上空500hPaの様子。赤線が気温で、パッチされている部分は

-9℃以下の領域です。つまり、朝から東日本~北日本にかけて

上空には寒気が入ってきている状態。しかも…

 

850hPa 相当温位・

下層の代表、850hPaの相当温位と風の流れ。赤線とパッチ部分は

相当温位の高いエリアで、そこそこの暖湿気が入ってきていることを

示しています。

上空に寒気+下層に暖湿気、まさに

大気の状態が不安定

 

関東地方は前線の北側ですが気圧の谷となっており、地上風が

収束しています。この収束しているラインに沿って、

大気の状態不安定が現れたようです↓

 

そんな時、現れたのがこの雲の塊です

17時ちょうど、赤マルで囲った塊ですが…

(17時↓)

(18時↓)

(19時↓)

(20時↓)

 

17時に、群馬県の桐生あたりで発達し始めた雲を、1時間毎に

見ていくと…その後、埼玉県の久喜付近から

越谷、千葉県野田市付近、そして佐倉付近に到達。南東方向に

ずんずん進んできましたよー。

 

ところが、この時の上空の風、つまり雲を流す2~4kmあたりの

風を見てみると(赤枠で囲った所)、大体西風です。

 

熊谷のウィンドプロファイラ―↓

 

そんなことから、17時の時点では「このまま概ね東に移動して、

埼玉南部あたりまで南下してくることはないな~。」と思っていた

そうです。ところが、実際はしっかり南東進してきたし!

 

そこで、地表付近の様子をよくよくうかがってみると…これは!

 

18時~19時にかけて、エコーの拡大(10分毎)

 

上の図を連続して見てみると、地上風が強いエコーに向かって

吹きこんでくる、まさにその矢面で、次々とエコーが湧いてきています。

これはまさに、マルチセル型雷雨ではないか?!

その結果、積乱雲が世代交代を繰り返しながら、勢力を保って

南東進しているように見えたわけなのですね。

 

こうやって、一つのでっかい雲の塊を分解してみると、生き物の

ようにオモシロイ動きをしていることが分かるんです。

お天気って、ホント不思議なことが多いですね~

 

 

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雷雨について 1

2011/06/29 21:10

 

6月も終わりになると夏らしさが増す…というか、最近めっきり

クソ暑くなってしまいましたね

湿度が高くてまとわりつくような暑さ…天気予報ではかなりの頻度

で、「大気の状態が不安定」という言葉を聞きます。実際、

わたくしも安定度が悪いな~と思ってます。

 

5月~6月にかけて、暑くなるに従って大気の状態不安定による

「雷雨の可能性」を、これまで何度となく指摘してきたのですが、

結局、東京で雷が観測されたのは、今年はまだ1回きりです

なかなかどーして…

雷雨の予報は、広範囲についての可能性に言及することはできる

のですが、現象自体は局地性の強いもので、場所や時間を特定

する予報はまだ難しいです。

 

<雷が鳴るような雲>

雷雲は「対流性の雲」と言って、鉛直方向にモクモクと成長する

ような雲が雷の発生に向いています。

というのも、雲の中で雲粒(氷の粒)同士がぶつかり合うことで

雲が電気を帯びてくる、つまり上昇流が非常に強く、氷の雲粒が

できるほど背が高くならなければ、雷はなかなか起こりません。

基本になるのは、強い上昇気流です。

 

強い上昇気流の原因

 

①地形による強制上昇

空気が山の斜面にぶち当たり、強制的に上昇させられることで

強い上昇気流が起こったりします。

 

②気流の収束

下層の風が、ある所に集まってきているような状況を収束と言います。

収束が起こっている場所では、行き場を無くした空気は上昇する

しかないため、結果的にそこで上昇気流が発生します。

 

③別の空気の塊による持ち上げ

ちょっと特殊な言い回しですが、要するに寒冷前線で起こっている

現象。寒冷前線は、冷たい空気の塊が暖かい空気を押してくる

ときに、その境目で形成される前線です。

そのため前線近傍では、冷たい空気が暖気の下にもぐりこみ、

押しのけられた暖気が強い上昇気流となるのです。

 

 今の時期、下層の空気はエライ湿ってます。

こんな湿った空気が上昇気流に乗っかってしまった日にゃ…

雲がぐんぐん発達し、やがて雷が発生してしまうのもムリないです

 

そんな風にして、十分発達した雲を積乱雲と言います。いわゆる

入道雲ってヤツです。「ゲリラ豪雨」と巷で呼ばれている強雨は、

大体この積乱雲のシワザです

 

<積乱雲の正体>

夏の空でよく目にする「積乱雲」は、とてもでっかい一つの雲の塊

のように見えます。が、実際は積乱雲1個で現れることはありません。

つまり一個の大きな塊に見えても、中身は複数の積乱雲が集合

して存在しているんですね

 

 

このビミョーな図は、積乱雲の成長過程を示した手書きの画です。

 

A:発達期(積雲)

矢印で示したように、雲の中は全て上昇気流でまさに元気に発達中。

黒丸が降水粒子で、強い上昇気流に支えられて落っこちてくる

ことができない状態です。

 

B:成熟期(雄大積雲)

積乱雲の手前で、まだ発達中。この頃になると、上昇気流で

支えられなくなるほど大きく成長した雲粒が、落っこちてきます。

白丸とバツ印は、氷粒子。雲の高さはかなり高くなっているという

ことです。

 

C:衰退期(積乱雲)

雲頂が対流圏の天井に達して、もう鉛直方向には成長できず

水平方向になびくようになります。そして、この頃には雲の中が

全て下降気流となってしまい、後は衰退していく一方です。

 

これが、積乱雲1個の一生積乱雲1個、大きさ約10kmぐらい、

寿命は1時間程度です。しかし、普段お見かけするゲリラ豪雨

もっと規模がデカくて、衰退するどころかかなり元気なまま

埼玉県北部から東京・千葉あたりまで南下してくる事が

多々ありますね。

実は、雲の塊の中身は複数の積乱雲の集合体で、

組織化されている場合が多いからなのです

それを、マルチセル型雷雨とか言ったりします。

ちょっとカッコ良いネーミングじゃないですか?

 

マルチセル型雷雨>

 

またまたビミョーな画ですが、マルチセル型雷雨の仕組みです。

雲の形で括ったのが見た目の雷雲(ストーム)で、その中身を

見てみると、発達段階の異なる積乱雲(丸①~⑤)が、規則的に

並んでいることを表しています。これが、マルチセル型雷雨の

特徴の一つです。

 

通常、雷雲は雲のある高さの風(おおむね中層の風)にされ

移動していきます。つまり上の図で言えば、西風にのって東進する

ハズ。しかし、この雷雲を追っていくと、緑の矢印の方向(南東)

へ進んでいる…ように見えるのです

そこには、どんなカラクリがあるのでしょうか?

 

<中層の風とストームの動きのズレ>

5月22日に書きましたブログ「前線通過に伴って…」で、一度

紹介しましたが…実は、発達した対流雲の下では、雲粒の摩擦

によって引きずりおろされた冷気や、雨からの蒸発によって、

冷たい空気が溜まっており、それが地表面付近で吹き出して

います。(冷気外出

 

 

積乱雲(親雲)の下から吹き出した冷気は、下層の風とぶつかり

収束します。すると、そこで上昇気流が発生し新たな雲ができる

という仕組み

親雲から子雲が生まれるような…そのため、この仕組みを

世代交代と言ったりします。

 

上の図で、赤い矢印が下層の風です。つまり、下層の風が

ストームに向かって吹き込んでくる所で、新しい雲ができるのです。

 

マルチセル型雷雨の中身は…

1個1個の積乱雲が発達→成熟→衰退という過程を辿り、

中層の風にされ東進している。しかし、下層の風が南から

入ってくるために、ストームの一番南側に新しい雲ができることで

世代交代が行われる。結果として、ストーム全体は南東方向に

動いているように見えるというカラクリなのです。

 

 

例えば、北関東に雷雲が見えた時…

上空の風が西風だから、東京は大丈夫だね~。なんて安心

してられないということです次回は、実際起こった気が抜けない

事例を紹介しますね~

 

 

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くっそ暑かったですね…

2011/06/23 01:33

 

東京の日中の最高気温は31.9℃。

今年最高、初の真夏日でした。

その他、クソ暑さがウリの前橋・館林・熊谷あたりは当然のように

猛暑日。館林は6月1位の記録…

 

今日は、夏至ですよ夏至太陽高度が最も高く、昼間が最も

長い。つまり、

ただでさえ太陽放射が日本付近にビシビシ降り注ぐ日

なのです。

あれ?夏至ってこんな感じだったっけ?

 

平年と比べると、今日は東京で6℃ぐらい平年より高く、もう少し

内陸へ行くと平年より8℃ぐらい高い気温。

つまり、断然暑かった~汗だくなわけだ。

 

<夏至のこの日に…>

平年よりもかなり暑くなった理由としては、まず夏の高気圧である

太平洋高気圧に覆われて、ビシッと晴れたことが一つの原因。

 

通常、6月22日前後はちょうど梅雨のど真ん中。

曇ったり雨が降ったり…日照時間の平年値を見ると、

実はこの時期、たったの3時間前後しかないんですよ、

日照が

対して、今日の日照時間は12.4時間!文句なしの晴れ!

そりゃ、暑くなるわけです。

 

さらに、もう一つ。この高気圧の縁辺流が大きく西回りで、

関東地方に入ってきたことも、クソ暑くなった原因の一つ。

大体、上空800m~1500mぐらいにかけて、こんな風になって

いました。

 

 

 

上の図が上空750m付近の風の流れ、下の図が上空1500mぐらいの風の流れです。

 

大きく西回り…というのは、太い矢印で表したようなこと。

 

つまり東日本の太平洋側は、山を越える気流になっている

のです。

すると何が起こるかというと、アレですフェーン現象です。

 

フェーン現象>

春に、日本海を低気圧が通って行く時に、低気圧に向かって強い

南風が日本列島に吹き込む。すると、脊梁山脈を越えた気流に

よってフェーン現象が起こり、日本海側の地域に季節外れの

高温をもたらしたり、また雪崩などの災害を引き起こします。

春先、こういった話を聞いたことありませんか?

 

フェーン現象の仕組みを、簡単にビミョーな画で表してみました。

 

①山を越える前、つまり風上側にある湿った空気の塊があります。

今、仮に20℃とします。

②その塊が、山にぶつかって上昇し始めると、ある所(この画では

1000m)で空気の塊に含まれる水蒸気が飽和に達し、凝結が

始まります。それは、すなわち雲の発生です

 

③雲から雨が落ちると、もともとその空気の塊に含まれていた

水分が雨で流れてしまうので、山頂に行くに従って水分が

減っていきますね

 

ちなみに、気象のお勉強として…

 飽和していない空気の塊の温度は、

 100m上昇する毎に1℃下がります。ところが、飽和して雲が

 できると、100m上昇につき約0.5℃下がります。

 それで計算してみてください。2000mの山頂では、空気の塊

 の温度は5℃ぐらいになるはずです。

 

④空気の塊が風下側の斜面を下りて行く時、ここでは雲が

なくなっているので、100mの下降につき10℃ずつ昇温していく

のですすると、あーら不思議。

 

⑤風下側の山麓では25℃の空気になっています。

しかも乾燥してるし。

 

これがフェーン現象の仕組みです

 

 

では、今日の関東地方に関して言えば、中部山岳を吹き越える

時に、フェーン現象が発生しているということ。

その証拠…と言ってはなんですが、これを見てください↓

 

 

パッチで表したのは、朝9時~夜0時までの積算降水量です。

 

西回りの気流によって、風上側にあたる日本海側に主に雨を

降らせているのが一目瞭然

 

つまり、風上側で雨が落ちちゃった分、乾燥した空気が風下側に

あたる関東平野に吹き下りてきちゃったわけです。

それで、風上側よりもアツい空気になってしまったのですね

 

こんな風に、今日は夏至とか太平洋高気圧とかフェーン現象とか

いろんなことが重なって、平年よりクソ暑い日となってしまいました。

これから真夏に向けてこんな日が多くなる…

それで、節電を実行するとどんなことになるんだろ…

熱中症対策はどの程度やったらいいのか…

 

そんなもろもろ、今日の陽気は夏本番に向けての予行演習

みたいなもんでした。皆さんは、どうでしたか?

 

 

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いろいろな天気予報

2011/06/20 02:01

 

天気予報と一口に言ってもいろいろありますよと、先日はその

一部を紹介しました。今日は、これから夏に向けて、ちょっと異色な予報があります。それが…

光化学スモッグの予報です。

なぜ異色か?というと、予測現場では夏の間、例えば

大気の状態が不安定だなんていう事が多々あり、局地的な

強雨に目を光らせています。逆に、大気がわりと安定状態で、

穏やかな晴れ、風も弱いね~、なんて時は少々のんびりします。

 

その、のんびり空気の傍ら、一人あくせく働いている人が居る

のです。それが、汚染予報を担当する人

 

 

光化学スモッグとは>

部活やってる最中に、光化学スモッグ注意報が出たからって

グランドでの運動を中断させられた経験ありませんか?

まあ、私は目が痛くなるような経験はないのですがね。

っていうか、何キッカケで光化学スモッグって出るのでしょうかね?

 

そもそも、光化学スモッグってのは工場や自動車の排ガスそのもの

と思われがちですが、少し違います。

それらの排ガスには、窒素化合物や炭化水素と呼ばれる物質

含まれており、コイツらが太陽からの紫外線を受けて光化学反応

を起こし、人体に害のある「光化学スモッグ」に変身するのです。

 

それを、ビミョーな画で表現してみました。いかがですか↓

 

いわゆる汚染物質の、濃度が高くなる条件はいくつかあります。

 

気温

最高気温20℃以上で、すでに光化学スモッグは発生しやすい状況

です。まあ、注意報が発表されるレベルに達するには、最高気温

25℃以上で条件の一つクリアです。だから、夏だけ注意報が発表されるのですね。

 

日照

紫外線を予報するのは難しいので、日照時間に置き換えて予報

を立てます。つまり、よく晴れるぞー!と予想される時は、濃度が

上昇する可能性があり、注意です。

 

風の吹き具合

風は、比較的弱い方が光化学スモッグ注意報が発表されやすい

です。風が強いと、汚染物質が拡散しやすいから、濃度が上がり

にくいというのが、一つの理由です。しかも、この風ってのがかなり

重要な要素の一つなのです

 

大気の安定度

ちょっと専門的な話ですが、要するに上空と下層で空気が

ひっくり返りやすいか、そうではないか、その度合いのことです。

「上空に寒気が入って、大気の状態が不安定」というアレと、

言葉の中身は同じです。ただ、汚染物質の濃度が上がるには

大気の下層が安定していることが条件になります。

 

夏は、これらの条件が揃っちゃいそうなら要注意ということです。

 

<風は強弱だけ注意すりゃいいってもんじゃない>

もちろん、先ほど言ったように風が「弱い」というのは重要な条件

の一つですが、どこで光化学スモッグが一番ヤバいか?という

ことになると、風が収束するところも考えないといけません。

 

それで、考えなきゃいかんのが「海陸風」の日変化です。

 

海面は陸面と比べて、一日の間の温度変化が小さいのに対し

陸地は陽が射せばぐんぐん熱くなり、夜になればぐんぐん冷める。

その結果、日中は地面付近が低圧になって、海から風が

吹きこみます。これが海風です。逆に、夜は海面の方が暖かく

なるので陸から海に向かって、風がだらだらと流れ出ます。

これが陸風です↓

 

この海陸風が、どの範囲まで影響するか?それが重要です。

さて、海陸風の仕組みを知った所で再び、ビミョーな画で表した

関東平野の風系をご覧ください↓

 

赤い矢印で表しているのが、海風です。だから、東京や埼玉、

神奈川県とかってのは、相模湾からの海風東京湾からの海風

鹿島灘からの海風が入ってくるのです。ということは、どこかで

空気が収束する所ができる可能性が高いのです。

 

すると、空気が収束する所は汚染物質が溜まりやすいということ

になるのですね。

 

<どこまで運ばれるんだ~?>

上の関東平野の地図には、海風の他にもいろんな矢印と、なぜか

「低」の文字が…ご説明しましょう

 

①先ほど説明した「海陸風」は、熱的原因で比較的狭い範囲で吹く

風で、局地風と言います。対して、気圧配置の関係で吹く大きな

風系を一般風とか、環境風とか言ったりするのですが、例えば

夏に晴天をもたらす気圧配置を考えた時、太平洋高気圧の縁辺

を回って、関東地方には南寄りの風が入りやすい状況だった場合…

海風の区別も付きにくいし、陸上のどこまで入り込んでるのかも

分かりにくいし、なんなら夕方頃になるとそれらがあいまって、

かなり強い風になることがあります。

 

②局地風でもう一つ考えなければならないのが、山谷風です。

日中は山の斜面付近の気温の方が、山麓の同じ高度の気温より

高くなるため、山麓から山の斜面をのぼる気流が発生します。

それが谷風です。逆に、夜になると斜面付近の空気が冷えて

重くなり、ずるずると斜面を降りてくる気流が発生。これが、山風

です。

 

ここまで考えた所でも、南寄りの一般風海風谷風となって

海岸線からずーっと内陸までつながっている風系が作られる

というわけです。さらに…

 

③日中の強い日射を受けて、中部山岳地帯が熱せられ低気圧が

発生することがあります。夏場はわりとしょっ中できるで、それを

ヒートローとかサーマルローとか言ったりします

ヒートローができると、それに吹き込む風が生まれます。

 

このように、関東地方の海岸線から中部山岳にまで繋がる風系

には、いくつもの要素が含まれているのです。

これが見事に、そしてうまい具合に連なって、京浜工業地帯の

汚染物質が長野県まで流されることもあるんだって。

 

光化学スモッグの予報は、一般にどーんと発表されるものでは

ありません。注意報や警報は、市区町村から発表されます。

つまり、前もって把握するには、気温とか風とか晴れ具合など

自分で情報を集めて注意することも大事なんですね~

 

 

 

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天気予報と言っても…

2011/06/15 14:48

 

気象庁のホームページを見たことありますか?

一口に天気予報と言っても、実は色々な情報が発表されてます

 

最もポピュラーな、いわゆる「天気予報」と言ったら、今日・明日まで

の天気を知ることができる府県天気予報」です。

1日3回、お天気の他に、予想される気温・風・降水確率・波などの

気象要素も発表されます。

 

また、こちらもおなじみの天気予報ですが「週間天気予報」です。

これは1日2回、7日先までの天気・気温・降水確率が発表されます。

この他にも、3時間毎の天気を知らせる「時系列予報」や、さらに

予報期間の短い「降水短時間予報」「降水ナウキャスト」、

逆に1か月、3か月と長いスパンの天候を予想する「季節予報」などがあります。

このように、天気予報は予報期間も予報内容も異なる様々な種類

があって、それぞれ有効的な利用方法があるのです。

 

<テレビの天気予報では…>

テレビの天気予報は、広く予報したものです

例えば、東京都世田谷区の天気を知りたい時、テレビでは東京

というスケールでの天気予報しか分かりません。しかし、それで

「一時雨」と言われても、自分が買い物に出かける時は、

雨が降るのか?降らないのか?全く分かりませんね

 

そこで、

「一時雨」の予報を見たら、出かける前に気象庁

ホームページで「降水短時間予報」や「降水ナウキャスト

という比較的短時間の降水予想をチェック

すると、1時間ぐらいの買い物だから雨はまだ降らないな~、

自転車で行こー。とか、帰りは雨が降り出しそうだな~、

傘持って行こー。とか…。そんな風に利用できるのです。

 

<警報・注意報・気象情報>

大雨や強風などの気象現象によって、災害が起こる恐れのある

時に「注意報」、重大な災害が起こる恐れがある時に「警報」が

発表されています。でも、発表の基準はそれぞれの地域によって

異なっているんですよ

それは、土地によって地盤も異なり、災害の起こりやすさが違う

からです。また、もともとの地盤の差もありますが、それまでに

降った雨量や地震によって、基準が引き下げられることも

あります。

例えば、最近大雨の注意報や警報が発表されるのが多いな~、

とか、早いな~とか感じたことはないですか?

実は、現在は先日の地震の影響で東北地方~関東甲信地方

など、通常の基準より引き下げた暫定基準に基づいて、発表

されているのですね

 

また、注意報や警報を補完する形で様々な気象情報が発表されて

います。

 

<例えば大雨の場合に気象台が発表する防災気象情報>

これは、大雨に関する情報の発表タイミングの一例です。

 

他にも、気象条件によって「竜巻注意情報」や「台風情報」など

大雨が予想される場合、今大雨が降っている場合、注意報や

警報だけでなく様々な情報が発表されているのです。

これを利用しない手はないですね。身を守るために、とても重要な

情報ばかりです

 

<特にこれからの時期…>

大気の状態が不安定…というフレーズとともに予想される、

「所により雷雨」というのは、ホントに局地的で狭い範囲であり

テレビの天気予報だけで把握するのは難しい予報です。

そもそも、このようなスケールの小さい現象の予報は、天気予報

は苦手分野であります

ですから、こういった気象庁のホームページなどで自ら詳細な

情報を得ることが、より重要となるわけなんですね~

 

おヒマな時に、気象庁のホームページを見てみてください!

意外と役立つ情報が満載です

 

気象庁ホームページ

http://www.jma.go.jp/jma/index.html

 

 

 

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